ダイエットを頑張っているのに、なかなか体重が減らない。それどころか体重が増えてしまう・・・。
そんなことありませんか?その原因は「食べものなんです!」っと、言いたいところですが、それだけでは無いのです。
今回は、ダイエット中に体重が増えてしまう”食べ物以外”での原因についてお話していきたいと思います。体重増加で悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。
食べもの以外で体重が増える原因
運動や筋トレで筋肉量が増えている
「運動や筋トレをすることで、体がスリムになっているのに体重がなかなか落ちない。落ちないどころか増えていたりするけど、なぜ?」そんな疑問をお持ちではないでしょうか。
この現象は、筋肉と脂肪の比重差が関係しています。
筋肉と脂肪の重さの違いは、筋肉:脂肪=1.1:0.9 (1100g:900g)となり、同じ体積なら重いのは筋肉となります。
その結果、ダイエット中に筋トレをおこなうと、初めは体重が増える(もしくは横ばい)になってしまうのです。
しかし筋肉量が増えると基礎代謝が増加します。そのためエネルギー消費量が増加し、効率的な減量が可能となるので、ダイエット中は積極的に筋トレをおこないましょう。
体重は測る時間やタイミングによって変わる
体重は食事や水分を摂ると増え、汗や排泄によって減り、一日中変動しています。例えば、起床後と就寝前では、0.5kg〜2kgほど変動します。(個人差あり)
体重が変動する理由としては、
〈増える理由〉
・食べものや水分が体内に入ると、体重は一時的に増える
・月経一週間前〜月経中(体内に栄養や水分を溜め込みやすくなる)
・塩分の摂り過ぎ、冷えからくる血行不良などで浮腫む。(浮腫みが酷いと2kg位増加することもある)
〈減る理由〉
・排泄
・浮腫の解消
なので、体重計測のタイミングを毎日一定にしましょう。そうすることで、時間帯による体重差に左右されず、日別ごとの体重推移が分かりやすくなってきます。
オススメは一日4回(起床直後・朝食後・夕食後・就寝前)ですが、どうしても難しいようでしたら、起床直後と就寝前の2回でも大丈夫です。
体重を落とすために必要な考え方
筋肉量を増やすことを考える
ダイエットをおこなう際は、まずは筋肉量を増やすことを考えましょう。筋肉量を増やすことで基礎代謝がアップします。
基礎代謝があがることで、一日のエネルギー消費量がアップするため、より効率的で効果的にダイエットをおこなうことができるようになります。
よって筋肉トレーニングや運動は、ダイエットには欠かせない大切な要素と言えます。
(基礎代謝とは、呼吸や血液の循環など、人間が生きていくために消費される必要なエネルギーのことで、一般的に成人女性は1,200Kcal、成人男性は1,500kcalのエネルギーが1日で消費します)
体重だけにとらわれないで体脂肪だけ落とすことを考える
ダイエットにより美しさを手に入れるためには、体重を減らすことも大切ですが、それ以上に体脂肪を落とすことの方が重要です。
体重を落とすことだけに集中しすぎて、過剰な食事制限をおこなったりすると、筋肉まで落としてしまい、締まりのない体となって美しさを手に入れることができません。
(体のしまりは筋肉によってでます)
なのでまずは体重にとらわれず、筋肉量を落とさない、体脂肪だけを落とすことを意識しましょう。
(体脂肪がおちていけば、必然的に体重はおちます)
体脂肪だけを落とすための考え方(やり方)
体脂肪(皮下脂肪・体脂肪)を減らすのに必要なことは、体脂肪を分解させて、しっかり『燃焼』させることです。
そのためにも無酸素運動と有酸素運動を組み合わせながらおこなっていきましょう。
無酸素運動(スクワット・腹筋などの筋トレ)は脂肪を分解し、
有酸素運動(ウォーキング・ランニング・水泳など)は脂肪を燃焼させます。
運動不足だと筋肉は減る一方です。
(筋肉がおちると体型が崩れるし基礎代謝が下がって太りやすくなります。しかし筋トレで筋肉を鍛えると体型が整い代謝が上がり太りにくくなります)
なので体脂肪だけをおとしていくためにも、運動を心がけながらダイエットに取り組みましょう。
効果的にダイエットする方法・脂肪燃焼を効率化させるポイント | ダイエットに失敗させない上人橋薬局ブログ
まとめ
ダイエット中に体重が増えるのは、 食べ過ぎ(カロリーが多い)ばかりではありせん。
運動(筋トレ)によってついた筋肉や、計測のタイミングによっても体重は増加します。
筋肉は脂肪より20%重いので、脂肪の減少量を筋肉や骨密度の増加量が上回ると、体重が増えることに繋がります。
また計測タイミングによって体重が増減(2kgほど出る)理由としては、
<増える理由>
・飲食によるもの
・月経によるもの(体内に栄養や水分を溜め込みやすくなる)
・塩分の過剰摂取による冷えからくる血行不良や浮腫。
<減る理由>
・排泄によるもの
・浮腫の解消によるもの
なので体重計測タイミングは毎日一定にしましょう。オススメは一日4回(起床直後・朝食後・夕食後・就寝前)どうしても難しいようなら起床直後と就寝前の2回でも大丈夫です。
体重を落とすために必要な考え方として筋肉量を増やすことを考えましょう。
筋肉を増やすことで基礎代謝がアップし、一日で必ず消費されるエネルギーが増えます。
また体重にとらわれず体脂肪だけを落とすことを考えていくことも重要です。
過剰な食事制限では、筋肉まで落としてしまい、締まりのない体となって美しさを手に入れることができません。
体脂肪だけを効率的に落とすやり方(考え方)として必要なことは、体脂肪を分解させて、しっかり『燃焼』させることです。そのためにも、
無酸素運動(スクワット・腹筋などの筋トレ)で脂肪を分解し、
有酸素運動(ウォーキング・ランニング・水泳など)で脂肪を燃焼させましょう。
いずれにしても運動不足だと筋肉は減る一方です。体脂肪だけをおとしていくためにも、運動を心がけながらダイエットに取り組みましょう。